ホームページのタイトル
今回はいよいよホームページのタイトルを決めます。何百・何千文字にも及ぶ本文(コンテンツ)ではなく、たった一文に過ぎないタイトルですが非常に重要です。

例えばどんなに素晴らしい映画でもタイトルがダサいと見ようと思う人が少なくなってしまうでしょう。それと同じで、ホームページも如何に魅力的なタイトルにするかで、ホームページの価値が決まると言っても過言ではありません。

タイトルはSEOを意識する

「会社名(サービス名)でいいじゃん」と一瞬で決めたいところですが、ホームページがGoogleやYahooなどの検索エンジンによって一般のユーザーから検索されないと見られないことを考えると、SEO(検索エンジン最適化)を意識して慎重に検討しないといけません。

SEO(検索エンジン最適化)とは、ユーザーが何かしらのワードで検索した時に上位(1ページ目や2ページ目)に表示させる施策のことです。たとえあなたが素晴らしいホームページを公開しても、検索結果に出てこなければユーザーは訪れないし、あなたの会社の存在さえ知る機会が生まれません。ここがネットの難しいところであり、ビジネスが成功するかどうかの境目でもあります。

タイトルの良い例・悪い例

詳しい解説はSEO効果のあるホームページのタイトルのつけ方を参考にしてもらうとして、ここでは当ホームページを例に挙げて簡単に説明します。私が株式会社瑞鶴のホームページを立ち上げるにあたり、いくつかタイトルの候補を考えましたが、今回はさらにダメな例も追加して紹介します。

あなたが「ホームページを作りたいな」と思って制作会社を検索した時に、以下の感じで表示された場合、どこの会社がよさそうに見えますか?
  1. 株式会社瑞鶴
  2. 神奈川県横浜市。ホームページ制作・デザインのことなら瑞鶴。
  3. WEB制作とデザインの株式会社瑞鶴【神奈川・湘南・藤沢・鎌倉】
  4. 株式会社瑞鶴 | 藤沢市のホームページ制作・Web集客の匠

1番は会社の名前だけで何の会社かわかりません。テレビや雑誌のCMをバンバン流しているところ、例えばトヨタ自動車などは会社名だけで問題ありませんが、ネットで検索された初めて知る会社に説明がないと全く分かりません。

2番は‥タイトル?という感じです。最近は「君の名は。」とか読点をあえてつけることもありますが、不自然さがあるのはわかると思います。

3番はどうでしょう?見て「サービス」「会社」「場所」がわかるので悪くありませんね。実際、個人のウェブサイトや中小企業のホームページに限って言えば、何年か前までこういう形式が流行っていました。

私は一般的には、4番が良いタイトルだと考えています。その理由は、「会社名」「場所」「サービス(自己紹介)」という並びが自然で丁寧な文と考えているからです。皆さんも初めて会う人には、「私は○○と申します。□□で△△をしています。」と自己紹介することが多いはずです。

それにも関わらず3番が多い理由は、先ほどちょっと説明したSEO(検索エンジン最適化)が深くかかわっていますが、詳細についてはSEO効果のあるホームページのタイトルのつけ方を参考にしてください。

まぁ‥とにかく、ネット上でもわかりやすく誠実なタイトル=丁寧な自己紹介から入ることが大事ということです。このことを肝に銘じてタイトルを考えましょう。

初心者でもわかるホームページ制作シリーズ