検索エンジンとはGoogleやYahoo、Bingなど、普段私たちがインターネットで何かを調べるときに使用するサービスのことです。当たり前のように使っていますが、あれらは全て企業が作り出し、無償で提供しているサービスなのです。
「無償?企業がそんなことするなんて怪しい!」
そうです。「無料ほど高い物はない」と言いますが、まさにその通りです。実は無償で提供する代わりに、私たちの検索情報(履歴)を集めて、興味のありそうな広告を表示させることで収益を得ています。
実は意外と多いWEB広告
例えば、日本では比較的多くの人に使われているYahoo!のトップ画面を開いてください。その中に広告がありますね?どれかわかりますか?
検索バーの右下らへんに、何かしらの広告が出ているはずです。どのような広告が出ているかは時期によって異なります。ちなみに、私が2016年9月5日に見たところ車の広告が出ていました。
では、試しに「車」と検索した画面をご覧ください。検索結果の上部に「車に関連した広告」と表示されて、その下に広告がいくつかあると思います。
実はこういう検索結果に合わして、個人や中小企業でも広告を出稿することができます。手続きが複雑ですが、オプション料金で広告出稿の代行を承ります。詳しくはホームページ制作の費用をご覧ください。
検索結果はWEBサイトのランキング
ところで、先ほど「車」と検索しましたが、もしかたしたら10分後には結果が変わっているかもしれません。
検索エンジンにはネット上を駆け巡る電子のロボットがいます。そのロボットがリアルタイムで全世界のWEBサイトを調べていて、どのようなWEBサイトなのか評価をしています。
それでユーザーが「車」と調べたときに最も評価の高い(関連が深く、信頼できる)WEBサイトをランキング形式で表示します。ロボットは定期的に世界中のWEBサイトを巡回しているので、ランキング式の評価は常に変動しています。
日本で使われている主な検索エンジン
- Google‥その名前の通り、Googleが運営。世界で最も多くの人に利用されています。GoogleはYouTubeの親会社でもあります。
- Yahoo!‥Yahoo!JAPANが運営。日本では結構使われているポータルサイト型の検索エンジンです。本来は辞書のようにカテゴリー化された情報を調べていくのが主流でしたが、2005年より検索エンジンを主体に切り替えています。なお、その検索エンジンはGoogleのを使用しています。
- Bing‥Microsoft(マイクロソフト)が運営。MicrosoftはWindowsの開発会社で、Windows搭載の標準ブラウザ(Internet Explorer、Microsft Edge)を初期設定のまま使用すると当然Bingで検索されます。
- goo‥NTTレゾナンとが運営するポータルサイト型検索エンジン。Google登場以前は多くの人が利用していたが、今は下火という印象です。しかし「教えて!goo」や「goo辞書」などその他のサービスは根強い人気です。
上記以外にも、検索エンジンはたくさんあります。検索エンジンが異なれば、調べたときの検索結果も異なります。また、検索結果の表示の仕方や、広告の出方などもそれぞれ特徴があります。
もし今まで何となく検索エンジンを使用していた人は、試しに他の検索エンジンを使ってみてはいかがでしょうか。