最近はZOZOTOWNなどインターネット通販に特化して衣類を販売する業者が台頭しています。様々なブランドやショップ、ランキング、コーディネートで検索できたり、カテゴリーで探すことができたり、インターネットの利便性を活かしたサービスが人気です。さらにZOZOSUITといって自分専用のサイズをセンサーで採寸できるサービスを提供し始めたのも話題になっています。
はっきり言えば店舗型のアパレルショップは窮地です。昔は栄えていた呉服店も利用者の減少は食い止められないでしょう。限られた見込み客の奪い合いです。まずは色々な人にあなたのお店を知ってもらうためには、やはりしっかりとしたホームページが必要です。特に今は半分以上がスマートフォンでお店を探しているので、スマートフォン対応のホームページでなければ見込み客(ユーザー)は離れてしまいます。
そこで今回はアパレルショップや呉服店など、店舗で衣類を販売する業態向けのホームページで大事なポイントを紹介します。またおすすめのデザインをいくつか紹介していますので、参考にしてください。もちろんデザインはカスタマイズ自由です。
コンテンツ
- 最新入荷の服の紹介
- コーディネート紹介
- カテゴリ別のアイテム紹介
- 性別・年代別のおすすめ品
- アクセス
- お問い合わせ
自分(もしくは子供など)に似合う服を欲しいという目的があるので、とにかく写真を豊富に用意することが大事です。また、やみくもに写真を並べるのではなく、ある程度分類することで見る人が探しやすくなります。
呉服店は正直詳しくないのであまりわかりませんが、何のために着るかを考えるとある程度分類できると思います。洋服なら季節や気分・シーンで様々なコーディネートが成立するので、それこそお店の魅力を発揮するチャンスです。
全商品を紹介することは難しいと思いますが、「あ、これ気になる!行ってみよう」と思ってもらえるように魅力的なアイテムの写真を前面に出すと良いでしょう。
デザイン
色々なホームページを見ていると、「理路整然としているタイプ」や「大きな写真をドカンと見せていくタイプ」、「色々な情報が目に入ってくるタイプ」の3パターンぐらいに分かれます。見やすいホームページがユーザーにとって優しいことは間違いないのですが、「このお店にしかない物」を探す傾向が強いアパレル・呉服系はどれだけ個性を出すかがカギになると思います。
以下にデザイン例を紹介しますが、これはあくまで土台であり、カスタマイズすることが前提です。お店の個性をどのように出すかは一緒に考えましょう。
デザイン例1
※縦に長いので、別ページの様子と並べてあります
ヘッダー画像の下にメニューがあり、それ以下にはブランドの紹介が続きます。全体として、文字は小さく、画像は大きくなっています。トップページでキャッチフレーズと画像を沢山用いて、ブランドイメージを作っています。おしゃれな雰囲気を出すことができるのでアパレルや、ファッションのウェブサイトにオススメです。
デザイン例2
呉服店のテンプレートです。上部にメニュー、その下にヘッダー画像、以下、商品画像といった構成になっています。商品画像をからそのプレビューを閲覧することができます。また、下部にお問い合わせ電話番号と、再びメニューのリンクがあります。トップページにオススメの商品が並び、そこから商品ページに飛ぶので、商品を探しやすい作りになっています。
デザイン例3
洋服のオーダーメイド会社のテンプレートです。トップページには挨拶、サービス紹介とそのリンクが配置されています。こちらもシンプルな作りではありますが、落ち着いた配色と上品なレイアウトで高級感のあるブランドイメージを表現できます。
デザイン例4
これは店舗というか、ブランド全体のホームページデザインです。シンプルですが、真ん中の写真に見えるのは動画です。動画を埋め込むことで言葉や写真だけでは伝えられないインパクトを伝えることが可能です。他のページに扱っているアイテムの紹介や、ブログ記事などをまとめることが可能なので、情報量を増やすことは可能です。