少子化が進む中、幼稚園も保育園も経営は大変です。入園者はもちろん、働き手の確保が難しいと感じることが多いのではないでしょうか。そしてやたらと自己主張する保護者の増加もあり、内外で悩みの種は尽きることはありません。
幼稚園や保育園は専ら口コミで情報が伝わることが多いですが、コミュニティがSNSを始めとするインターネット上での活動が活発化している現代においては、ホームページのイメージは入園希望者や働き手にとって重要な判断材料になります。
コンテンツ
例えば慶應義塾幼稚舎のホームページを見ても、非常にしっかりと作りこまれています。教員採用情報なども含めて、いかに丁寧に情報公開していくかが鍵になると思います。小さな子供を預かる施設だから他の業種よりも安全・安心・清潔感が求められることでしょう。
- 園長の挨拶
- 園の紹介
- 施設の紹介
- 入園情報・説明会
- 交通アクセス
- 職員採用情報
ホームページに掲載する内容としては、まずどういう人物が園の運営に関わっているかということです。できれば職員の簡単な紹介も載せると一層安心感が増すでしょう。次に園ではどのような教育(担任制度やイベントなど)を行っているか、どういう施設があり、安全と健康維持に努めているかなどをまとめましょう。
入園情報や職員採用情報は一年を通して掲載しておくのがいいと思います。これは入園を希望する人と働きたい人に対して、情報公開になります。
デザイン
幼稚園も保育園も継続して数年間利用するものなので、いかに安心できるイメージを与えられるかというのが鍵になると思います。写真画像を前面に出して園の様子がわかるようにしながらも、全体的な見やすさと最新の流行をバランスよくそろえたデザインです。以下に幼稚園・保育園のホームページデザインとしておすすめ例を紹介します。
デザイン例1
このデモサイトの画像は塾になっているのでイメージがしづらいかもしれませんが、写真は自由に変更できるので、写真の人物を子供や園の先生・保育士に置き換えて想像してみてください。そうすると非常に見やすくコンパクトにまとまっていて、適切に写真が配置されているので園の印象も伝わってきますよね。
このテンプレートはスマートフォンでも見やすく自動的に写真や画像のサイズが調整されるレスポンシブデザインです。行事の報告など日常のブログ的な更新が「最新記事」に表示されます。
デザイン例2
このデザインは大きなスライドを利用してインパクトを与えます。写真は自由に変更でき、スライドさせる写真の数も増やせます。またその下にテキスト(文字)を表示させることができます。ただメインメニューが少し目立ちにくいので、あくまでインパクト重視のデザインですね。ライバル業者にイメージで勝ちたい!という人におすすめです。
デザイン例3
これは毎度おなじみ、SEO(検索エンジン最適化)に特化したシリウスというソフトを使ったデザインです。シリウスでは他にも柔らかいデザインも用意されています。画像も自由に配置できるので、情報をしっかりと整理して配信する場合に便利です。そして何より「地域名 幼稚園」「地域名 保育園」で検索した時に上位に表示させたい時におすすめです。
デザイン例4
カラフルで写真を多用しており視覚に訴えるデザインです。写真次第で大化けしますので、いい素材がある人におすすめです。
デザイン例5
先に比べて文字の情報量が多めのデザインです。トップページにイベントやお知らせ、連絡先などをまとめることが可能です。きっちりしたイメージを与えることができます。
デザイン例6
人ありきの学校というイメージを持たせたいならこのデザインがおすすめです。トップページで先生が学校紹介をしていますね。